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​営業と運営の日記と記録 working diary

少ない営業日の覚書と記録を兼ねて、日記をここに綴ります。小さきこと、つまらぬこと、よしなしごとども。できるだけ続けることを目標に。「お知らせなど」のブログには、広くお伝えしたい件や長めの文章を綴ります。

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2026年9月16日(水)

12-15時オープン。9月5度目の営業日。

またも雨。酷暑はともかく、9月にこんな長雨はあまり経験したことがないかもしれない。雨が落ちてくるまで均一台は表に出しておくが、やはり途中から中に入れることになり、店じまいより余計大変な気がする。おかげで店内は筆舌に尽くしがたい狭さ。アーケードの中の古書店はいいだろうなあ。その分家賃も桁違いなんだろうけど...。神戸元町の風景が頭に浮かぶ。

 

江藤淳のエッセイを一冊お買い上げいただく。この店を立ち上げた時からある在庫だったから、心の中でしばし別れを惜しむ。元気でね、いい子でね。

 

wifiが結構調子良く、1点オンラインショップにアップなどしてみる。テキストはいいが、画像のアップロードにやはり時間がかかる。家でまたやるか…。しかし普通はみなさん店舗でやってるはずと思うとやや虚しくなる。雨で随分涼しくなったがエアコンを切るほどではない。湿度が高く、路面に面したこの店もなんとなくじめじめする。ネットで見た東京の某古書店さんが「できるだけまめに本は入れ替えます」とインタビューで語っているのを見て、どきりとする。入れ替えた本はどこに置くんやろう…。

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​写真:夏の夕暮れの賀茂川

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2026年9月15日(火)

12〜15時オープン。9月4度目の営業日。

14時から雨予報だったので、最初から均一台は中に入れる。狭い狭い。でもお客さんはほぼいなかったのでどうということもなかったのだ。静かな静かな三時間。誰にも遠慮はいらないので、原田知世と安藤明子のCDを交互に流す。

 

新入荷を在庫に化けさせる作業。鷲田清一の文庫本に几帳面な線が鉛筆で引いてある。喫茶店の薄い紙ナプキンをしおりとして十数枚使っている。なんとなく端正さも感じるが、容赦無く消す。「わたしはわたしに遅れている」など、気の利いた一節に線が引いてあるのをみると、知るけーと思う。なぜか痕跡を残さすまいと思う。あまり力を入れて消すのもアレだし、線引き消しは繊細な作業である。300円の文庫本にそこまでやる店もないかもしれないが…。あとは献本のお礼状を心を込めて書く。切手を家に忘れて無念。

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​写真:和田誠関連

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2026年9月13日(日)

13〜17時オープン。9月3度目の営業日。

冊子「ノアの50年」を恵文社に納品してそのまま店へ。空はどんより蒸し暑い日。雨が気になるがなんとかもちそう。店内が狭いため、雨で外に均一台が出せるか出せないかは大問題なのだ。朝目が覚めたら売り場面積が倍になっていたらいいのに。均一本もまた足さないといつ見ても同じになってしまう。そんなに頻繁に見てくれる人もいないだろうとは思いつつも...。そういえば、こないだメルちゃんの絵本を均一に出していたらお母さんと一緒に来た可愛い3歳くらいの子が見つけて買ってくれて嬉しかったな。

今日はwifiの調子がいい。土日の方がいいのかもしれないがそれは謎。ついPCでイチロー対女子野球選抜チームのネットニュースを読み込んでしまう。wifiが光にでもなったらアマゾンprimeでMLB中継とか見てしまいそうだ。お客さんは数人、それぞれの方々に色々お買い上げいただきありがたい限り。しかし禍福はなんとやらで、店じまい時にドア付近で巨大なGと戦うはめになる。戦いには勝利したが疲労困憊。

​写真:新着本

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2026年9月12日(土)

14〜17時オープン。9月2度目の営業日。

ここしばらく3時間営業が続いているが、家庭の事情もありそれが今はしっくりくる。3時間でも開けていたら覗いてくれる人もいる。とてもありがたい。今日は新刊で仕入れている編集工房ノアの本が一冊売れた。お会計の際に「これを?どうしてですか?」とつい嬉しくなって聞きたくなったが我慢した。お客さんとの距離は大切にしたい。

 

wifiも入れられてなかったので、PCで作業がしにくかった。それを解消するためにとりあえずモバイルwifiを導入。資金もないので使った分だけ払うタイプのシンプルなものだが、レジ奥のデスクで使うとまあ使いにくい。なかなか通信がままならない。携帯の電波すらたまに届きにくい位置だから仕方ないのだろうか。ケーブルを長めにして機械を窓辺に向けて置いてみてようやくwebページの閲覧が時間はかかるがなんとか...といった具合。安物買いの銭失いってやつだろうか...。小さな店はみんなどうやってるんだろう、いや普通にちゃんとしてるやろ、と思いつつまあ月に30時間ほどしか滞在しないのでこれでしのいでみる。クレジットカードを導入する時はまた考えないとなあ...そんな日がくるかわからないけど。あとはオンラインショップ用のキャプション書きを数件。

​写真:デスクから見る店内風景

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2026年9月8日(火)

12〜15時オープン。9月最初の営業日。

営業時間がこんな短くてお客さんなんかくるんだろうか?自問しつつもこのスタイルが一番今はやりやすい。売り上げも大事だけれど、まずは続けることを目標に。いやしかし売り上げも大事、しかも切実なのだが...。

 

お客さんは1人だけ。オンライン掲載の本を求めてこられたのだが、見てくれている人がいるんだと思って少し嬉しくなった。この間まで働いていた新刊書店(オンラインショップも充実していて人気)では得られなかった感覚かもしれない。その職場を離れてみて、オンラインでひとつ売るのも大変なことだとしみじみする。お買い上げありがとうございます。15時でさっと店を閉じ​、自転車で4分の自宅へ帰り、子どもを迎える準備をする。

​写真:ありし日の串田孫一​

© shimotsukibunko

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