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あらためまして

  • 6月30日
  • 読了時間: 3分

更新日:3 日前



こんにちは、霜月文庫です。久しぶりに記事を書いております。

このたび、全体的にウェブサイトをリニューアルしました。それに伴い当ブログも新しく一から始めています。新しいプラットフォームは慣れないことも多いのですが、こまごまと作業するのが好きなので、これからも微調整しながら進んでゆくと思います。


私がはじめて "ホームページ" というものを開設し、真似事的にオンライン古書店をはじめたのが2001年のこと。いまから25年も前、「おしゃれ古本」なんて言葉が使われていた頃です。タグやいわゆるコードを基礎の基礎だけ勉強して、チコチコと構築し、カート機能もないまま始めたのですが、一冊ずつ心の赴くままに選び、デザインもがたがたな画面に載せ、お客様とダイレクトにメールでやりとりしたのは良い経験でした。まだSNSもなかったですから、どうやって宣伝できたのか、と思いますが、おそらくお店に置いてもらうショップカードや同好の士どうしの口コミ、そして同業者の「相互リンク」などで地道に広まっていったのだと思います。もうすっかりその辺の記憶は曖昧ですが、懐かしい情景のかけらだけが頭の片隅には残っています。そのサイトは、波がありながらも10年ほど続けましたが、嫌な出来事はひとつもなかったことが財産であったと、今あらためて感じます。あの頃かかわってくださった方々へ、本当にありがとうございました。


そして現在。こうして新たな名前で仮にも場所を借りて再度古書店を営んでいる、いや、営もうとしているわけですが...25年前の若き日とは異なり、なにごとも本当に蝸牛の歩みのごとく、でして、店舗契約をしてから実に6年半が経過していますが、なかなか安定した営業はできていませんでした。これからも営業日を完全に決めることは難しいと思いますが、月ごとにスケジュールを決めてゆきますので、タイミングがあえばぜひご来店ください。オンラインショップとともにどうぞよろしくお願いいたします。


ちなみにこのブログページには「THE NOVEMBER COUNTRY」とサブタイトルをつけてますが、ノヴェンバーは霜月。11月が好きなので使ってみたかったのです。元はもちろんブラッドベリの代表短編集『THE OCTOBER COUNTRY』からですが、創元推理文庫邦題の『10月はたそがれの国』とは、翻訳者の宇野利泰氏の妙訳でしょうかね。ブラッドベリはイリノイ州の10月を愛しましたが、私は京都の11月を愛します。秋と冬のあいだ、透明な空気と不思議なあたたかみのある月。11月になるたび、ああ、永遠に11月だといいのに...!と願っているわけですが、とりあえず日誌のつけなくてもいいサブタイトルにその思いを込めてみました。

(2026.6月)

© shimotsukibunko

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