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昭和5年(1930年)に九州・門司に生まれ、12歳で京都に転居、その後の70年以上を京都に暮らしてきた作家・山田稔が、幼少の頃の門司の生活を追想した本書。家族や友人、好きだった船や風景、その他のこと。それらをひとつずつ思い出し丁寧にしたためる。その間に横たわる記憶への沈潜と筆記の作業。誰にも分け入ることのできぬ脳裏の風景。個人の領域でありながら、他者の読書体験としても豊かな時間をもたらすその文章世界の醍醐味がこの一冊に詰まっています。そして、思い出すということ、その意味も。


編集はぽかん編集室。平岡瞳さんによるイラストレーションがさりげなく差し挟まれ、一般に「ドイツ装」と呼ばれる優美な造本も魅力です。編集作業には当店店主も加わり、その意味でも当店にとっては特別な意味合いのある作品です。著者短文が掲載された特別制作のリーフレット「少年の港」付き。


*こちらは古書ではなく新刊本となり、定価販売となります。

*ただいま著者サイン本となります。

*イラストレーションを手がけた平岡瞳さん画のポストカードのおまけつき。



著者:山田稔

発行:ぽかん編集室

デザイン:西田優子

イラストレーション:平岡瞳

2019年刊行

122×188mm / 128P

ハードカバー、角背糸かがり上製本・ホローバック仕上げ

[新本] 門司の幼少時代

¥2,420価格
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